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『冷戦の歴史』出版 共産主義の脅威は今も

2016年03月11日

【新唐人2016年3月10日】

 

前世紀に発生した冷戦は、多くの古い世代には、まだ鮮明に記憶されていますが、若い世代にとっては、すでに遠い歴史のようです。アメリカのシンクタンクの学者が新しく『冷戦の歴史』を出版し、人々に共産主義の弊害を理解し、引き起こされた悲劇を知り、歴史から学ぶことを期待しています。

 

『冷戦の歴史』は、アメリカのシンクタンクの学者リー・エドワーズ氏と娘の共著です。1947年から1991年の間、自由世界を代表するアメリカと共産主義陣営を代表するソ連の長期に渡った対立が書かれています。若い世代が歴史から学べるよう、願っています。

 

本の著者、共産主義被害者財団会長リー・エドワーズ(Lee Edwards)氏
「若者は冷戦についてほとんど知りません。これが我々がこの本を書いた理由の1つです」

 

エドワーズ氏は、前世紀に、世界で共産主義の被害者は1億人に上ぼり、そのうち、中国は7500万人を占め、今でも、共産主義の脅威は依然として存在していると強調しています。

 

本の著者、共産主義被害者財団会長リー・エドワーズ(Lee Edwards)氏
「世界人口の5分の1はまだ共産主義の支配下にいます。これは中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバの人々が選択したものではありません。共産主義は今も人々の自由を抑圧しています」

 

元米大統領夫人ナンシー・レーガン氏が亡くなり、アメリカは半旗を掲げました。反共産主義原理の元米大統領ロナルド・レーガン氏の支持者として、彼女は冷戦の終了までの重要な歴史を夫と共に歩みました。

 

新しい本『冷戦の歴史』の著者エリザベス・エドワーズ・スポルディング(Elizabeth Edwards Spalding:)氏
「レーガン大統領が冷戦下で政治が行われる何年もの間、彼女はずっと夫のそばにいました。彼女もまた 冷戦史に重要な役割を果たしました」

 

1991年、ソ連が崩壊し、冷戦時代が終了しました。しかし、ベルリンの壁を壊しても、共産主義の痕跡を消すことはできなかった。今 人々がナンシー夫人を悼み、共産主義独裁体制の弊害を考え、共産主義を完全放棄すべきではないでしょうか。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/10/a1256859.html (中国語)

                           

(翻訳/小松ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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